サーファー soul 69 がサーファーのために楽しいサーフィンライフのすすめ、波情報、その他のお役立ち情報を配信しています。メンズサーファー、レディースサーファー、初心者からベテランサーファーまで海とサーフィンが大好きな人は全員集合!!

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●ニューヨーク・ロングアイランド




北大西洋に開けたコーストラインが数百kmも続き、サーフィン可能なポイントが点在しているロングアイランド
特徴としては、南側はシフトしやすいサンドバーと突堤によるブレイク、北側はカリフォルニアで見られるようなリーフブレイクやポイントブレイク。
アメリカ西海岸で見られるようなクリーンなグランドスウェルがもたらされることもあり、特に北に位置するモントークはグッドウエイブがブレイクする人気ポイントとなっています。
シーズンは春先~晩秋だが、季節の変わり目である6~7月やハリケーンシーズンである9~10月は、ビッグコンディションになることもあります。
1~2月にかけての冬のストームもファンウエイブを届け、混雑とは無縁のコンディションとなるが、水温がかなり低く、サーフィンするのは厳しい時期です。
ベストウインドは、ロングアイランドの中部と北部で北~北西の風、ロッカウェイエリアでは北東の風となります。
ウネリの入ってくる向きとタイドはブレイクにかなり影響するので、タイドテーブルを近くのサーフショップで手に入れることをおすすめします。
政府や個人所有の土地があり、アクセス不可能となっているポイントがあるので、行動はポイントのことを熟知している人と共にした方が良いでしょう。
ホテルの前にスポットが残されていることもあるので、この辺のホテルに泊まった際にはチェックしてみるのも良いでしょう。



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●ノースカロライナ


ノースカロライナはアメリカの東海岸の中で最もコンスタントにパワフルな波がブレイクするエリアです。
南から延びた大陸棚がハタラス岬の東、約4~5kmのところで切れて終わり、大西洋からのウネリがほとんどサイズを落とさずにダイレクトに届くからです。
ビーチの地形も決まりやすく、ハタラス岬を挟んで両サイドを使い分ければ、常にオフショアでサーフィンを楽しめます。
一般的に、岬の北側の方がサイズは大きいことが多いです。
一方、ダックリサーチピアからナッグスヘッドにかけては周りが囲まれていることからウネリがシェイプされ、クリーンなコンディションでサーフィンできることが多いです。
ビッグシーズンは8~10月のハリケーンスウェルが発生する時期です。
ハリケーンがハテラスから600~1200km以内の所を通過した時には、8フィートオーバーのビッグスウェルが届きます。
しかし、ハリケーンがそれよりも岸に近づいてしまった場合はクローズアウト、もしくはジャンクなストーミーコンディションとなってしまいます。
11~5月は北大西洋沖の強風によるウネリでサイズアップすることが多いです。
エクセレントコンディションとなりやすいのは好天時の風が弱まった時で、6~7月は長くフラットなコンディションが続いたり、スモールコンディションが続き、サーフィンには最も向かない時期。
ベストコンディションとなるのは、ハイシーズン末期の5月と10月です。
ビーチに対する制限はタウンによって異なるが、基本的にフィッシングピアの300m以内はサーフィン禁止となっているので注意してください。
制限は季節によっても変わってくるのでサーフショップなどでのチェックは必要ですね。





●フロリダ




フロリダは基本的に冬の北ウネリがベストだが、東ウネリに対してもオープンな海岸線です。
南ウネリは、よほど勢力が強くない限りバハマによってブロックされやすいという特徴を持っています。
フロリダ全体を通してみると、特にセント・オーガスティン周辺がウネリに対して敏感で、最もコンスタントにサーフィンできるエリア
北へ上がれば上がるほど水温は下がり、フロリダといえども冬場はブーツが必要になる場合もあります。
南ウネリに反応しにくいことから、逆にフォートピアスを過ぎて南へ行けば行くほどサーフィンできるチャンスは少なくなり、パームビーチを過ぎるとサーフィンできる日数は明らかに減少します。
ベストシーズンは12~3月の冬で、この時期の平均的な波のサイズは2~3フィート。ほぼ毎日波はあるが、約1週間に1度、強い北東~東のグランドスウェルが届き、寒冷前線が通り過ぎたあと約48~72時間で風が南西よりに変わり、3~4フィートオーバーのグラッシーな波が姿を現わします。
夏はフラットコンディションが長期間続くことも多く、決して波を求めて行くような時期ではないが、海岸線間近で吹く東南東の風によってもたらされるウネリが届いた時は、1~2フィートのスモールコンディションながらサーフィン可能になることがあります。
4~5月、そして9~11月にかけての季節の変わり目は冬の冷え込みと夏のうだるような暑さとは無縁で、水も温かく混雑も皆無、その上アベレージ以上の波もあるということで、なかなか快適なシーズンです。
中でも秋はストームの勢力が強く、寒冷前線によりもたらされる北東からのウネリが届いた時にコンディションが整う場合が多いです。
稀ではあるがハリケーンによりビッグスウェルがもたらされることもあります。
フロリダのほとんどのビーチがとても軽量な砂で形成されており、潮の流れによって常に砂がビーチと平行に移動しています。
その砂の移動が妨げられるような場所、例えば突堤・ピア・入り江の周りなどにサンドバーが形成され、ベストウエイブが生まれることが多いです。
潮の干満の度合いは波のサイズ・ブレイクにかなり影響するので、タイドグラフのチェックは必要です。
フロリダで有名なのは、ケリーのホームブレイクであるココアビーチです。
バスチャンインレットはフロリダNo.1のレギュラーブレイクが楽しめるベストスポット
ハイレベルなローカルが多く、一般の日本人が乗れるチャンスはほとんどないです。
全体としては、フロリダはあまり大きなウネリが入らない上に、ビーチブレイク中心のサーフィンとなるため、比較的イージーです。
イメージ的には、サーフィンのレベルは千葉のような感じで、ビギナーからOKの日本人向けエリアです。





◆南アフリカ


長い海岸線を有する南アフリカには、WCTのイベントが行われるジェフリーズベイなど世界に名だたるポイントが点在し、WCTサーファーを排出するほどレベルが高く、世界でも有数のサーフィン大国となっています。
都市の近く、特にダーバン近郊のサーフポイントで混雑が見られる他は、クリスマスシーズン以外であれば大体どこでも混雑とは無縁です。
波は、大陸の南で発生し東へ抜けていく南極からのストームが豊富な南西ウネリをもたらすため、1年を通じてコンスタントにあります。
その中でも4~8月の秋~冬がベストシーズンです。
3月くらいからサイズが上がり始め、9月からサイズが落ち始めるのが例年のパターンとなっています。
6~8月の冬のシーズンは、南アフリカ全体が高気圧に覆われて日中にオンショアが吹く時期であっても、朝10:00までであれば通常オフショアが吹き、サーフィン可能です。
夏は高気圧に覆われがちだが、北よりのウネリが届いた時にはダーバンからイーストロンドンにかけてのビーチでグッドウエイブが見つかることが多いです。
この時期は天候やコンディションの変化が激しい上、南氷洋から届くウネリも長くは続かない事が多く、冬場はコンスタントにほぼ1週間のサイクルでウネリが届くことが多いのに対し、夏場はウネリのサイクルが不安定です。
全体としては、波のサイズはポートエリザベスより西に向かって徐々に小さくなっていく傾向があります。
ウネリの源が比較的近い沖合での場合が多いため、波数が多くなるのが特徴です。
また、400kmにも及ぶダーバンからイーストロンドンにかけてのコーストラインは、街や店がなくネイティブの村が点在するだけの未舗装地帯で、通称ワイルドコーストと呼ばれていますが、それゆえに無数にサーフポイントが隠されており、手付かずのアフリカの姿を見ることができます。
ただし、4WDのレンタカーやキャンプ用品・食料・水など、万全の装備が必要です。
有名なジェフリーズベイはレギュラーオンリーの長いショルダーが続くマシンブレイクで、そのクオリティーは世界トップレベルです。
特に6~7月は外国人サーファーでごった返し、レベルの高いセッションが行われています。
ビーチフロントには雰囲気の良いコンドミニアムがあり、昼夜を問わず波がチェックできるのでおすすめです。
一方、イーストロンドン、ポートエリザベス、ケープタウンはサーファーのほぼ全員がローカルだが、のんびりしていて親切、そしてフレンドリーです。
リーフの対策としてブーツは必需品です。
海洋生物も多く、サメの被害もかなり出ていますが、ローカルでさえあまり知らないポイントも多く存在しています



☆メモ

最大の都市ヨハネスブルグの治安は最悪で、日常的に強盗事件が発生しています。
サーフポイントのあるケープタウンでさえ、かなり危ない地域(特にロング・ストリート周辺)があるので要注意です。
レンタカーはチェーン店が各地にあり便利です。
21歳からレンタル可能で、国際免許証・パスポート・クレジットカードの提示が必要です。
食事は世界各国の料理が楽しめるが、特にケープタウンではロブスターやカキ、マグロなど新鮮な海の幸が、そしてダーバンではカレー料理が有名です。
南アフリカの郷土料理である、肉やソーセージのバーベキュー「ブライフレイズ」もおすすめです。
ワインの産地としても知られており、豊富な銘柄のワインが安く手に入ります。




◆ガーナ


ガーナは基本的にほとんどのポイントが遠浅のビーチです。
波がトロい上にまとまりのないブレイクが多く、パーフェクトウエイブはほとんど存在しないといえます。
波は中央アフリカからの低気圧、及び南半球からの低気圧によってもたらされる南~南西のウネリに限られ、さらに11~5月の乾季の期間は海岸線は穏やかになってしまいます。
ガーナがストレートなオフショアとなるハーマッタン風の影響を直接受け、ウネリが消されてしまうからです。
5~10月の雨季の期間は、ほとんどのポイントで充分にサーフィンできるほどのウネリが届きますが、午前中半ばには主に西よりのオンショアが吹いてきます。
一部の報告によりますと、雨季のトリップならまず間違いなく波があるようですが、完璧なブレイクには今一つもの足りないような波となっているようです。



☆メモ

ローカルサーファーがほとんどいません。
実際に現地に住む外国人がサーフィンしていることはあるが、その他にサーフィンしている人を見かけることは稀です。
そこに向かおうという姿勢と装備いかんでは、本物のサファリの中でサーフィンを楽しめます。




◆モロッコ


モロッコは、地中海側で波が立つこともあるが、基本的に4つのサーフエリアに分けることができます。
まず1つはタンガーからラバットの北約30kmの所に位置するケニトラまでの北部です。
北部エリアはモロッコでもあまり知られていませが、南部ほどコンスタントに波があるわけではありません
ケニトラからララチェへハイウェイが開通したことで、新たなポイントが見つかりつつあるようです。
ビーチブレイクがほとんどでリーフブレイクはあまりありませんが、リバーマウスがあるところではサンドバーが形成され、ファンウエイブにありつける可能性が高いです。
2つめはケニトラからサフィへ至る中央部です。
中央部エリアはモロッコでも最も混雑している地域です。
ですが日本のようではなく、コサからラバットの1番混み合うエリアでもローカルサーファーの数はしれています。
この辺りの海岸線は凹凸が激しく、岩だらけであるため、アクセスは困難である場合が多いです。
モロッコ全体としては海岸線は主に平たんで、整備されたハイウェイが広がっているため、簡単に移動ができ、ポイントチェックも容易です。
そして3つめにサフィからアガディールにまたがるエリアがあります。
近年トラベルサーファーによって開拓が着々と進んでいますが、このエリアにはまだまだポテンシャルの高い波が未開のまま残されています。
タガゾウト地区だけは例外で、特に冬場はその地区内にあるアンカーポイントは混雑を極めることも多いです。
最後は砂漠地帯が広がるエリアです。
この辺りは砂漠が外側に向かって曲がりながら延びて北に突き出していて、最大で20フィートまで大きなウネリを拾いますが、気候的には風を伴った乾燥した状態です。
この辺りの波はヨーロッパの低気圧によるもので、南西から豊富なウネリが届きます。
冬場の1番の避寒地はサフィからアガディールにかけてのエリアで、海岸線の向きが他と異なり多少湾曲しているため、広範囲にウネリを拾い毎日サーフィンできます。
北部と中央部は冬の時期は波が大きくなりすぎてしまい、周りが囲まれた数ヶ所のスポットを除いてサーフィンは不可能となる上、サーフィンできるポイントでもラフなコンディションになります。
春や秋にこれらのエリアを訪れるのなら、いい波にありつける可能性大です。
基本的に波が小さい、風が強い、とても暑いなどの理由から夏は避けたほうがよいでしょう。


☆メモ

アラビアンタイプのトイレでは紙が常備されていません。
左手で拭くのが習慣です。
それがダメな人は常にティッシュを持ち歩いてください。
食べ物はスパイシーなものが多いです。



◆イスラエル



イスラエルはグッドウエイブが存在しないわけではないが、基本的に1級品の波にありつけるチャンスは低いです。
フレンドリーなローカルサーファーが多く、ローカリズムとは無縁であるため、安心してサーフィンすることができます。
東風はオフショアとなるが、強く吹きすぎることがあり、ウネリを消してしまうので、あまり歓迎すべき風とはいえません。
ただし午後になると西からのオンショアが吹くこともある。狙い目は風が一時的に止んで、寒冷前線が近くに停滞しているちょっとした嵐の状態の時です。
コンディションが決まった時にはだいたい2~3フィートの波が立ちます。
ベストシーズンは12~3月初旬の冬場で、ここではカレントが不定期に変化するので注意が必要となる。



☆メモ

町中は非常に危険で、常に安全に気を配らないとならないが、逆に海岸線はメローです。
衛星放送が発達しているため、イスラエル人は流行に敏感で、サーフィンの情報にもよく通じている人が多いです。




◆イタリア



イタリアの波は、ワイド気味のビーチブレイクからリーフブレイクまで実に変化に富んでいます。
実際に波があるかはともかくにして、ローカル色のないオープンな土地柄はサーファーが待ち望んでいる環境ですね。
シチリー島のような小さな島や南の方に位置する小島などには、サーファーが今までに足を運んだことのないサーフポイントが存在しています。
波質は様々で、ポイントによりブレイクコンディションは大きく変わります。
西に向いているポイントは頻繁に西~南西、そして北西のウネリをキャッチします。
西ヨーロッパを通過する大西洋低気圧は、東に面している全てのポイントに東よりのウネリを届け、絶好のコンディションをもたらします。
確かにこれら東向きの海岸の波質は良いが、西の海岸沿いほどコンスタントに波がくるわけではなく、時期と方角がキーポイントとなってきます。
両方の海岸のベストシーズンは9~6月で、波のサイズは1から最大8フィートとなっています。



☆メモ

サーフィンというスポーツはメジャーではないので、サーフボードが盗まれるなどの被害は少ないです。
波をはずした時は素直に観光に徹した方が良いでしょう。







◆フランス


フランスでのサーフエリアは基本的に地中海側と大西洋側に分かれます。
その中でASPのコンテストが行われるなど、一般的に有名なのは大西洋側です。
カナダの北東部で発生した低気圧からの夏のウネリが、このエリアにもたらされる波のメインパターンです。
一般的に、南に行けば行くほど波は豊富だが、南部にはウネリを遮るものがなくダイレクトに入ってくるので、低気圧が近づいた時などにはビッグサイズとなる上、風も強く吹きつけてコンディションが乱れてしまうことも多いです。
その点北部は湾などのウネリを遮るものがあり、風をかわすポイントもあるため、その時に合ったポイントを見つけられれば、波は小さめながらもグッドコンディションでサーフィンを楽しむことができます。
大西洋側は潮位の変化が激しいため、波を当てるためにはタイドチェックが必要不可欠です。
ジャンクなコンディションのビーチブレイクの波が、潮の変化によりいきなりチュービーなグッドウエイブに変わることも多いからです。
一般的には、この辺りのビーチでは潮が上げてきている時にグッドコンディションとなることが多いと言われています。
ベストシーズンは9~10月の時期です。
波がコンスタントにあり、サンドバーも決まりやすく、水温も高め、混雑もそれほどではなく、風もオフショアになりやすいからです。
5~6月もなかなかのコンディションとなる場合が多いです。
夏は水温は高いが非常に混みあう上、海水浴場などに制限が敷かれるので注意が必要です。
スペイン沖の低気圧からの南西~西ウネリにより2~3フィートの波が立ち、サーフィン可能となる日もあるが、基本的には日本の夏同様フラットコンディションに近いスモールサイズの日が続くことが多いです。
冬は波はあることはあるが、コンディションは低気圧の通る進路次第です。
かなり冷え込むので、サーフィンは厳しい状況です。
ポイントに関して、アングレットはスモールコンディションの時に良くなり、イージーなビーチブレイクが特徴です。
コテ・バスクはリーフのポイントで、秋から冬にかけて届くビッグウエイブの時期に良くなることが多いです。
ビアリッツからスペインの国境近くまでの地域には多くのリーフポイントが存在しています。
セイニョースからラフィテニアまでのエリアはサーファーには人気のスポットです。
イタリア人からドイツ人までヨーロピアンサーファーが多く訪れ、混雑を見せます。
ラカナウは2フィートからサーフィン可能なビーチブレイクで、レギュラー、グーフィーともに楽しめます。
ハセゴーはパワフルなウネリが炸裂し、チューブが巻くこともあるビーチのポイントで、ハードなブレイクなのでサイズアップした時は中級者以上のサーファーでないとキツイでしょう。
ベンデーとシャレンテは海岸が南西に向いており、夏の南西ウネリにも敏感に反応するため、北部では1番サーフィン可能となることが多いです。
ブリタニーはリバーマウスの波が楽しめ、ラ・トルシュやキブロンはパワフルなブレイクで知られています。
さらに北部に行ってしまうと、サイズもかなり小さくなる上、波にパワーもないため、サーフィンには適さないエリアとなります。
地中海エリアは1年のうちサーフィンできる日は100日ほどです。
サーフィン可能となるポイントがマルセイユからニースの間に集中しています。
基本的に風が強く吹きつけるエリアなので波風がメインパターンです。
風波の期待だけにオンショアのジャンクなコンディションの日も多く、コンディションが整う期間が短いという特徴を持っています。
本当にクリーンなコンディションでサーフィンをするには風が止むのを待つか、オフショアにまわるのを待つしかないが、そんなコンディションは続いても半日程度です。
波を当てるには風を読む必要があるといえますが、逆にここでは潮の干満は気にしなくてOKです。
潮位の変化は1フィート以下とサーフィンにほとんど影響しないからです。
地中海は塩分濃度が高いので、パドリング時のボードは浮力を増すこととなるが、海から上がった後はウエットスーツを真水で洗うことを忘れないようにしてください。






◆スペイン



スペインはWCTコンテストでも有名なムンダッカがあるなど、サーファーには馴染みの深い国です。
ここでは夏はフランス同様、ほとんどのウネリがカナダの北東部からスカンジナビア半島に向かって移動してきた大西洋の低気圧によってもたらされ、冬はさらに低緯度で発生した低気圧によってもたらされます。
通常、ウネリは西よりから入り、低気圧の移動と伴に北よりへと変化しますが、サン・セバスチャンなど都市部周辺に北西や南西向きの海岸が例外的にある以外は、スペインのほぼ全ての海岸が北に向いていることから、西向きのポイントがほとんどであるフランスよりも波の確率は低いです。
ほとんどのポイントがビーチブレイクで、波は厚め、シェイプがまとまりにくいなど、クオリティーも高くないです。
ムンダッカやロディースなどのリバーマウスのポイントでは地形が決まりやすいので、ウネリさえあればグーフィーのエクセレントウエイブを比較的コンスタントに楽しむことができます。
波の質を決める重要な要素の1つとなってくるのが潮ですが、潮位の変化はスペインでも激しいため、タイドチェックは不可欠です。
特にリバーマウスのポイントでは引き潮から上げ潮にかけてコンディションが整う場合が多いので、潮の干満は常に計算にいれておきましょう。
全体的に見てベストシーズンは10~11月で、この時期は水温が高い上、しっかりとしたクリーンなウネリが頻繁に入ってくることが多いです。
大きくなりすぎると10フィートオーバーの波もブレイクするため、自分のレベルを考えてパドルアウトしてください。
6~9月頃の夏はフラットの状態が長く続く事も多いです。
北西や南西に向いている都市部のポイントでは夏でもサーフィン可能になることもあるが、都市に近いためかなり混雑してしまいます。
こういった理由から、夏はサーフィンにはあまり適さない季節ですね。
さらに、12~3月はコンスタントにサーフィンできる時期で、スペインが高気圧に覆われた時はパーフェクトコンディションとなりますが、水温が低いことが最大のネックです。
4~5月もコンスタントだが、雨の多い季節であるために、リバーマウスのポイントでは上流から流れてきた水により水温が低くなってしまいます。
地域的にいうと、パイスバスコ地方では温暖な気候のもと、クリーンな波が比較的コンスタントに楽しめます。
カンタブリア地方は夏のサーフィンが楽しめるポイントです。
オストゥリアス地方は、ジャンク気味の波が多く、ポイントまでロングドライブが必要となってくるが、混雑とは無縁です。
有名なサーフスポットとしては、コンスタントにビーチブレイクが楽しめ、8フィートまでサーフィン可能となるサン・セバスチャン、4フィートまでホールドするパワフルブレイクのソペラナなどです。






◆ポルトガル


ポルトガルは北大西洋に広く開けており、そのため北から南からとあらゆるウネリをキャッチします。
特にポルトガルでも北部と中部はフラットとなることが稀で、常に波があることで知られています。
周りに風を遮るものが何もないため、オンショアの風が直に吹き込んできた時はすぐにコンディションが乱されてしまうという欠点を持っています。
実際、海岸線が南に折れて曲がっているリスボアを除いて、勢力の強い冬の低気圧が近づいて来た時はジャンクなコンディションとなることが多いです。
波をもたらすウネリのほとんどが、フランスやスペインと同様、夏にカナダの北東部からスカンジナビア半島に向かって進んでくる低気圧によるものであるため、低気圧が東に進んでくるにしたがってウネリの向きが西から北西へと変わっていきます。
アフリカの北西部からの南ウネリが届くこともあります。
ウネリに伴って南西からの風が頻繁に発生することも特徴の1つです。
特に北部でよく見られる現象だが、多くのビーチでは侵食が起こっていて、その削られた砂がジェッティーの周りなどに溜まり、良質のサンドバーを形成しています。
したがって障害物の周りは特に要チェックです。
潮位の変化は激しいので、タイドチェックは必要です。
風がなく、コンスタントにサイズのある波でサーフィンできるベストシーズンは11~12月です。
その時期はまだそれほど気温も下がっておらず、比較的快適にサーフィンできます。
その前の9~10月もコンディションが決まることが多いが、9月はまだ人が多く、10月は11~12月ほどしっかりとしたウネリが入ってこない時期です。
7~8月はビーチに人がごった返すため、なかなかサーフィンを楽しむというわけにはいかないが、その混雑を避けたいのなら、オンショアコンディションとなることが多いが、比較的人が少ない北へ向かうことをおすすめします。
4~6月は11~12月ほどクリーンではないが、なかなかのコンディションでサーフィンできる時期です。
1~3月の冬には巨大な波が立ち、エキスパートオンリーのコンディションとなることがあります。
そんな時は南に下れば比較的小さいサイズでサーフィンできる可能性が高くなります。
波がかなりのサイズまで上がった時にはセントビンセント岬の周りをチェックしてください。
バリエーション豊かなコーストラインが延びており、ミディアムサイズでサーフィンを楽しめることができます。
そのエリアには大きな町がないことから、サン・トープス、オー・カナル、アリファナ、サグレスなどのメジャースポット以外は混雑とは無縁でサーフィンできることが多いです。
ポルトガルは全体的に車上荒しを含めた盗難が多いので、金品はなるべく持ち歩かないよう注意が必要です。






◆カナリア諸島



ここはスペイン領のため、マドリッドかバルセロナでのトランジットとなっているが、日本からはスペインへの直行便がないので2回もトランジットを要することになります。
カナリア諸島は5つの島から成り立っており、基本的にどの島でもサーフィンは可能です。
ウネリに関して全島がほぼ同様の特徴を持っていますが、その中でもアクセスの良さ、海岸線の形状などの点からフェントベンチュラとランザローテでサーフィンしやすい環境となっています。
全体的には全ての島のどのポイントでも冬がビッグシーズンです。
11~3月に、北大西洋からの大きなウネリがイギリスを通り、ビスケー湾に抜けていく時にカナリア諸島にも波をもたらすからです。
夏はサウスコーストでサーフィンを楽しめることが多いです。
強い気圧変化によってサハラ砂漠付近でストームが起こり、最終的に南ウネリをカナリア諸島にもたらします。
その南ウネリは頻繁ではなく、2~3日しか続かないが、届いた時には非常にパワフルなウネリとなり、時によって海岸線に甚大な被害をもたらします。
そんな時はほとんどのポイントでエキスパートオンリーのサーフィンとなります。
風が強く吹きつけてしまうことが多いので、朝イチのサーフィンがおすすめです。
基本的にほとんどのポイントがリーフブレイクなので、中級者以上のエリアですね。



☆メモ

ボードチャージは本数でなく、重さで金額が決まるのでびっくりするほど高いことがあります。
ここで意外に問題となるのが言葉です。
サーフポイント周辺では英語が全く通じないということもしばしばあります




◆アイルランド


アイルランドはヨーロッパの中で最も波が大きくなるエリアです。
アベレージサイズは3~6フィートにも達します。
サーフィンに関する基本的パターンはイギリスやスコットランドと同じで、大西洋沖から進んできた低気圧がスカンジナビア半島に抜ける前がベストで、南風を伴ったウネリが北向きのポイントを中心に届きます。
ベストな時期は4~5月、そして9~10月の春と秋で、気温も高くサイズもアップすることが多いです。
冬は非常に寒く、しかも手に負えないくらいにサイズアップしてしまうことがしばしばあるので、ハードコアなサーファー以外はサーフィンに適さない時期です。
逆に夏は長くフラットな期間が続いてしまいます。




◆イギリス


■ イギリス


秋~春にベストシーズンを迎えるエリアが多いです。
その中でも秋がベストシーズンです。
大西洋の低気圧により、緩やかなオフショアと比較的サイズのあるウネリが大西洋側を中心に届くことが多いです。
気温・水温共に高いこともその理由です。
平均的なサイズは2~4フィートといったところで、大きくなった時は8フィートに達することもあります。
冬にもウネリが届きビッグウエイブが立つことがあるが、いかんせん気温も水温も非常に低いため、サーフィンには適しているシーズンとはいえません。
春にもしっかりとしたウネリが届き、気温も高めだが、水温が依然として低いため、サーフィンは厳しいです。
夏はイギリス全体が勢力の強い高気圧に覆われ、低気圧が近寄れないためにウネリが発生せず、特に大西洋側でフラットコンディションとなることが多いです。
そんな時はスコットランドかイギリス北東部の方がまだ良いので、どうしてもという人はその辺りをチェックすることをおすすめします。
世界の中でも最も干満の差が激しく、満潮時にサーフィンが限られるポイント、干潮時のみのポイントとはっきりわかれることが多いです。
ほとんどがビーチブレイクなので、サンドバーも計算に入れなければなりません。
エリアでいうと、ウエールズの北西に位置するリン半島にはあらゆる方向に向いたビーチがあるのでコンスタントにサーフィンできます。
西に向け大西洋に大きく開けているコーンウオールもウネリをコンスタントに拾うエリアです。
イギリスのイーストコーストでは北部がおすすめです。



■ スコットランド


スコットランドのサーフエリアは主にノースコースト、ウエストコースト、イーストコーストの3エリアに分けられます。
そして全てのコーストにいえることは、9~10月の秋がベストシーズンになるということです。
4~5月がその次に良い時期といえるが、いかんせん寒いのでサーフィンは厳しいです。
冬にもコンスタントにビッグスウェルが押し寄せるが、防寒対策を万全にしてもほとんどサーフィンは無理なコンディションとなってしまいます。
ウネリは全て大西洋からの低気圧によるもので、通常は西から東へ進んでいき、スコットランドにウネリをもたらすこととなります。
ただし、この低気圧は速く通り過ぎるため天気、風向きなどは変わりやすいので、ビジターがこれらを読み、波を当てることは難しいですね。
潮位の変化も激しく、ポイントによっては満潮時、もしくは干潮時にしかサーフィンできないこともあるので、ここでのタイドチェックは欠かせません。
潮の動きによっては岩が露出したり、カレントがきつくなったりもするので注意は必要です。
地域的にはノースコーストが1番コンスタントにサーフィン可能です。
ウエストコーストは西の沖にある大きな島によってウネリが遮られてしまうため、サーフィンにはあまり適さないエリアです。
イーストコーストはサイズが他の海岸線より若干小さめだが、シェイプは整っていることが多いです。
山などが少ないため、アクセスは楽で、海岸線沿いに走る道路から波が見えるポイントがほとんどです。





◆レ・ユニオン


レ・ユニオンではコンテストリポートなどにみられるビッグウェイブは南半球の冬にあたる6~9月に立ちます。
セント・ルーあたりでは、その期間の半分以上で6フィートオーバーのサイズです。
南アフリカの南東に位置する寒冷前線がウネリを形成し、そのウネリが南インド洋の高気圧圏を通り抜けることによってきれいにシェイプされます。
200kmに及ぶコーストラインのうち、わずか30kmのみがビーチです。
大部分が急峻な崖が海に向かって落ち込んでいる地形となっているため、アクセスは困難です。
東海岸はほとんど全てのウネリを拾うが、通常、貿易風がオンショアの風となってしまい、コンディションを乱します。
南海岸もウネリを拾うが、海岸線が急な崖となってしまっているため、なかなか波にありつくことは難しいです。
西海岸には過去WCTのイベントが行われ、グーフィーのチューブで有名なサン・ルーなどのベストなリーフポイントがあり、風もオフショアとなって、貿易風をかわすことが多いです。
6~9月がベストシーズンとなるが、ここはウネリが入りづらいという欠点を持っています。
他にもポイントがあるが、リーフにウニがびっしりとくっついているため、サーフィンするにはブーツが必要です。
夏ではセント・ピエールがメインポイントとなるが、サーファーの数は少ないため、エンジョイできることが多いです。


☆メモ

アクセスは不便です。
まずレユニオンに着くまでに時間がかかります。
フランス経由かマレーシア経由で、どちらもトランジットでの待ち時間が長いです。
物価は高めです。




◆モーリシャス


南半球にあり、南氷洋からのストームによりサイズアップするため、基本的に島の南岸で大きな波がたちます。
波は荒く、かなり大きくなることが多いです。
ウネリのほとんどが南スウェルとなり、グーフィーのブレイクがほとんどです。
11~2月の夏の間は北東からの緩やかな貿易風が吹き、南端のポイントがグッドコンディションになります。
タマリンに向かって北に進むほど、その囲まれた海岸線によりウネリはきれいにシェイプされ、タマリンにウネリが届く頃にはほぼ完璧になり、その囲まれた海岸線により整ったラインナップが姿を現わします。
ポイントによっては分厚いリップを伴ったホローな波がブレイクするが、ほとんどのポイントでは薄いリップの速めの波です。
ちなみに5~9月の冬の間が1番大きな波となります。



☆メモ

入国審査の時にステイ場所を聞かれるので、初日のステイ先はあらかじめ確保しておいてください。
リーフ対策としてブーツとウエットは必要です。




◆モルディブ


無数の島からなるモルディブはイルカやマンタに遭遇できる可能性もあるほど大自然を感じることのできるサーフリゾートです。
主にヨーロッパからの訪問者が多いため、英語が通じない人もいる上、物価も高いために大人向けです。
その分サーファーは比較的少なめなので、風向き、ウネリなどの条件により1ヶ所に集中してしまうことさえなければ、仲間内だけでのサーフも可能です。
各島の外側に伸びるパス(棚)にヒットするアウターリーフであるため、ボートトリップがメインです。
そして、モルディブには2つの季節風が影響を与えることとなる。11~4月の北東からの風と、5~10月の南西からの風です。
メインとなるサーフシーズンは、南西からの風に変わる時期とほぼ一致し、5~11月です。
7~9月初旬頃はビッグスウェルが入りピークを迎え、エキスパートオンリーのコンディションですが、全体的には比較的メローでマイルドな波とです。
6~7月は風と頻繁なスコールのために気候が不安定です。
12~1月はほとんどウネリらしきウネリはなく、東よりの風によりオンショアのコンディションとなってしまいます。
2~4月と10月は風もなく安定した気候となり、基本的に波はないが、ウネリに当たるとクリーンなフェイスでのファンウエイブにありつけます。
4月下旬あたりから風向きはだんだん南西よりとなり、10月下旬あたりからは北東よりの風向きに変わってしまいます。
メインブレイクの北マーレに位置するサルタンポイントはレギュラーのリーフブレイクで、通年コンスタントにサーフすることができます。
2~3フィートくらいまでは地形の決まったビーチブレイクのようなイージーな波だが、4フィートくらいからはそれなりにフォローな波です。
フォローなブレイクをみせるグーフィーのチキンポイントなどがあるが、中にはその島にステイしているゲストのみがサーフィン可能な場所や、有料ポイントもあるので注意が必要です。
現在、サーファー向けの専用クルーザーは3~5艇ほどあると言われているが、やはりスキッパーがサーファーであり、日本人であれば言うことはないです。
また、ダイビングなどのコーディネイトにも使用される各リゾートの船を利用すると比較的安価ですむ場合もありますが、さまざまな点でリスクを伴うためにおすすめはできません。
現在のボートトリップは北マーレがメインとなっているが、南マーレにも無数に未開発のポイントが存在していると言われています。



☆メモ

サーフポイントやステイ先の島々など、どこも驚くほど水の透明度が高いので、最低ゴーグルなどのシュノーケリングの道具は持って行った方がいいでしょう。
食事はバイキングスタイルのリゾート多いです。
首都マーレはかなり蒸し暑いが、各リゾートアイランドは快適です。
蚊のいるところも多いので蚊よけスプレーなどが必要です。
全体的に人はそれほどフレンドリーではありません。





◆インド



インドはサーフィンに関して決してポピュラーとはいえませんが、その地理的特徴からインド洋からのウネリが届き、エクセレントなブレイクを見せるエリアです。
中でも知られているのがカルタナカ州の南部に位置する観光用リゾート地、マラワンテです。
ここは基本的に南よりのウネリで平均カタ~アタマくらいの波が立ち、東よりの風がオフショアです。
現在、着々と環境の整備・開発が進んでいるので、注目のサーフスポットです。
インド本土はスリランカとほぼ同様の地理的条件を備えている地域もあり、他にサーフィン可能となるスポットが多数存在しますが、情報が少ないために訪れるサーファーも少なく、ポイントの位置、波の特徴などについては未知な部分が多いです。
インド本土から遠く東に離れたインドネシアの近く、アンダマン諸島でもサーフィンは可能です。
最近リゾート化しつつあるが、それも全体の中ではほんのごく一部です。
インドの中で最も人の手が加えられていない未開の地域で、まだ誰も乗ったことのないヴァージンウェーブが多く存在しています。
波はパワフルでパーフェクトなリーフブレイクが特徴です。
インドネシアに近いという地理的条件から、クオリティーはメンタワイなどの波をイメージするとわかりやすいでしょう。
アベレージサイズが4~8フィートで、最大は12フィートまで、、、
中級者ならなんとかOKだが、初級者にはキビしいエリアです。
アクセスは、カルカッタとマドラスから南アンダマンにある島の中心地、ボートブレアへ飛行機の乗り入れがあり、連絡便も就航しています。
このボートブレアは他の島へ行くための足場ともなっています。
ただし、サーフポイントがボートブレアから離れており、近くに町もなければ人もあまりいないため、現状ではワイルドなハードコアサーファーオンリーのエリアですね。
アンダマン諸島の南に位置するニコバル諸島でもパーフェクトな波がブレイクし、サーフィンは可能です。
他にまだ数多くのポイントが存在するが、情報が少ないためにグッドウエイブをゲットするにはかなりの情報収集能力と行動力が必要です。
ニコバル諸島の中には津波被害の直後、救援物資をヘリコプターで降ろそうとしたインド空軍に向かって、原住民が弓矢でヘリコプターを追い払ったというほどの未開地です。




☆メモ
宗教的理由などから様々な点で日本や西洋諸国と慣習が異なります。
インドでは「郷に入っては郷に従え」を基本としてください。






◆スリランカ


約1600kmにも及ぶスリランカのコーストラインにはビーチ・リーフをメインに無数のブレイクが存在しています。
中でもヒッカデュアとアルガンベイが有名ですね。
ヒッカデュアでは1年中どこでもサーフ可能となっていますが、比較的混雑するのは1月です。
水は温かく気候も温暖、物価は安く雰囲気はのんびり、さらにあまり文明の影響を受けていない生活を体験できるとあって各国からのビジターサーファーも多くやってきます。
波は一般的日本人サーファーにとっての手頃なサイズとなっていますが、時には6フィートオーバーの波がブレイクすることもあります。
ボトムはリーフになっているので注意は必要です。
ヒッカデュアのサーフシーズンは北東からの季節風をオフショアとする10~3月の乾季で、特に2~3月にサイズアップすることが多いです。
一方、アルガンベイの方が比較的波が良く人も少ないが、反面、宿泊環境はヒッカデュアより悪いです。
サーフシーズンはヒッカデュアとは逆の4~9月で、この時期には風が朝と夕方でオフショアになります。
全体的に潮位の変化は2フィート以下と少ないが、リーフのポイントはシャローなので注意が必要です。
波はめったに巨大なものにはならないので、中級者からサーフィン可能となっています。
南部最大の町ゴールのブッタベイには手頃なサイズでサーフィンを楽しめるビーチブレイクがあるほか、南にはミディガマ、ウェルガマ、マータラなど多くのポイントが点在し、混雑もなくサーフィンを楽しむことができます。
気温は高く、トランクスでOKです。
未開の地がまだまだ多く、少し探せば誰もいないポイントが見つかる可能性があります。



☆メモ
食事はカレーベースで、とにかく辛いもの、特にカレーの料理が多いです。
マナーとルールさえ守れば人はフレンドリーです。
観光で象に乗れます。
ビーチの方は治安は良いが、町中は危険もあります。

  


◆タスマニア


タスマニアには素晴らしいポイントが点在するが、ポイントによっては全く波の立たない時期があったり、6~8月の冬はサーフィンするにはあまりにも寒かったりと1年中サーフィンを楽しむことはできません。
西部では南インド洋からの超ヘビー級の波が押し寄せるが、南緯40度線に沿って平行に吹く“ロアリング・フォーティーズ”と呼ばれる暴風がオンショアとなるため、サーフィン不可能なコンディションになります。
夏のほんの短い期間に限られるが、高気圧がタスマニアにかかるように下がってきた時は風がオフショアとなる上、ウネリもそこそこあるので、少なくともビーチのポイントではサーフィン可能になります。
冬に強い北西からの風によりサイズアップした時はエクセレントなリーフブレイクがみられることもあります。
ほとんどの海岸線はアクセス不可能で、世界でも特に人の足が踏み入ったことのない厳しい自然が残るため、サーフィンできるエリアは限られています。
加えて、北西部はほぼ1年を通じてフラットの状態が続いてしまいます。
気候は温暖で、白い砂浜が続き、ロックが点在するために、ウネリが入ってきた時にはグッドウエイブが姿を表します。
南部はタスマニアの中でもっともコンスタントにサーフィンできるエリアであり、たいてい波はあるので、そこまで足を伸ばすのが苦でないなら行くだけの価値はあります。
ホバートから遠くないポイントはサーフィン人口も多く、ハイサーフエリアです。
タスマニアはインド洋、タスマン海、そして時には南太平洋からもウネリを拾うため、時間帯によって波のコンディションは急激に変化します。

☆メモ

海岸沿いには宿泊施設があまりなく、ビーチに行くまでの交通手段も限られているので、グループでキャンピングカーを利用するのがよいでしょう。
5~6人で借りれば、オーストラリアドルで1人1週間100~150ドル程度です。





◆ウェスタンオーストラリア


全体的に1年を通じて常に波があり、このエリアに届くウネリのほとんどが“ロアリングフォーティーズ”と呼ばれる南緯40度線に沿って吹く強烈な風によって発生した低気圧からの南~南西ウネリです。
その低気圧が通り過ぎた後にしっかりとしたウネリとオフショアの風が吹くのが特徴です。
このエリアの波はパワフルである上、大きくなり過ぎることもあるので注意は必要です。
風は基本的にほぼ全域で午前に東よりのオフショア、午後に西よりのオンショアとなりやすいが、マーガレットリバー周辺は海岸線が入り組んでいるため、オンショアが吹いてもどこかで風をかわす事ができます。
マーガレットリバーはASPのコンテストが開かれるなど、ウエスタンオーストラリアで最もポピュラーなサーフスポットです。
シャローなグーフィーのハードブレイクです。
低気圧などが沖合を通過した時や南の沖合に停滞した時にサイズアップするが、ビッグサイズになるとカレントも強くなり、エキスパートオンリーです。
11~5月までがサーフシーズンで、4~12フィートまででサーフィン可能です。
特に4~5月にビッグウエイブが届くことが多いです。
タウンまで遠く、宿や店も少なめであるため、ハードコアサーファー向きです。
水温は低いので、フルスーツにブーツが必要です。
オフシーズンは6~10月の冬です。
しかし1年を通じて常にアタマ位のウネリはあり、小さめの時はトロめのブレイクも多いので、日本人でも中級者以上であれば楽しめるコンディションです。
マーガレットリバーの少し北に位置するポイントがレフトハンダーズです。
南西~西のウネリがシャローなリーフの棚にヒットした時には、その名の通りグーフィーのパーフェクトブレイクが姿を現わします。
2~8フィートでサーフィン可能となり、このエリアにしては比較的小さめのサイズだが、インサイドは非常にシャローとなるので注意が必要です。
アクセスにはビーチまでかなりの距離を歩きます。
さらにかなり北に進むとレギュラー、グーフィー共にライド可能なタートルズがあります。
南西から2~6フィートのウネリが届き、南東~北東の風が吹いた時にグッドコンディションになります。
近くに町もなく、アクセスはかなり不便ではあるが、比較的スモールウエイブなので、日本人好みのポイントです。
この他にもポイントは無数に存在するが、情報が少ない上にアクセスが限られるポイントが多いため、確実にグットウエイブをゲットするにはローカルとのコミュニケーションが不可欠です。
最近では日本からのサーフキャンプツアーもあるので、そちらを利用するのも良いかもしれません。






◆ビクトリア


ビクトリアは南氷洋で発生した低気圧からの南ウネリがダイレクトにヒットし、6フィートを越えるほどのビッグウエイブにも高確率で出会える波の宝庫です。
WCTのコンテスト会場となっているベルズビーチなど有名なポイントもあるが、手付かずの自然が多く残るこのエリアには無数にシークレットポイントが存在しています。
メインのブレイクにはローカルサーファーが多いが、全体的な混雑はゴールドコーストやシドニー周辺のポイントの比でなく、一歩離れてサーフハンティングするとこのエリアの凄さに驚かされます。
水温も低く、人も町も少ないワイルドなエリアだけに、アドベンチャー好みのサーファーにしかおすすめはできませんが、、、
基本的に波は大きいことが多いので、初心者向きのエリアとは言いがたいです。
ビッグウエイブのシーズンはおおむね4~10月です。
良く知られているポイントとしてはウィンキーポップ、ベルズビーチ、ジョアンナ
ウインキーポップはレギュラーオンリーのリーフのポイント。
マニューバーを描ける長いショルダーが延々と続き、パワフルな波がブレイクします。
そのクオリティーの高さから混雑はするが、ベルズほどではないので、まだ波に乗れるチャンスはあります
北西の風をオフショアとし、6~8フィートのビッグサイズでコンディションが整うのが特徴です。
ベルズビーチはいわずと知れたリーフブレイクです。
水温はかなり低く、夏場でもフルスーツが必要だが、波はパーフェクトです。
ショルダーの張ったレギュラーで、こちらも6~8フィートのビッグサイズがベストです。
アタマ位の波でも充分ロングライド可能なファンウエイブなのだが、ローカルサーファーはビッグサイズにならないと物足りないらしく、スモールサイズの時は比較的空いていることがあります。
4~9月の冬に波が上がり、北西の風がオフショアです。
10~3月の夏は、冬ほどではないが波は立ちます。
近くにはトーキーという町があり、食事、宿共に充実しているため、ここを拠点にすると良いです。
トーキー周辺には比較的小さめのサイズでサーフィンは可能なビーチブレイクもいくつかあります。
この町にはQuiksilverやRip Curlのセカンドショップがあるのでチェックしてみるのも良いでしょう。
ジョアンナはビクトリアの中でも特にウネリに敏感なポイントです。
ビーチブレイクながら6フィートでベストサイズとなり、非常にパワフルなブレイクを見せます。
北東の風をオフショアとし、基本的に潮が上げている時の南西ウネリでコンディションが整います。




●シャークアイランド


主に南よりのウネリがリーフの棚にヒットしてブレイクする、非常にホローでパワフルなハードポイントです。
急なテイクオフからいきなりチューブが巻き、速めのレギュラーの波です。
8~10フィートまでサーフィンは可能だが、基本的にここの波にチャージできるのはまさにエキスパートのみです。
そのエキスパートでもワイプアウトした時などはかなりのダメージを受けます。
一般的なビジターサーファーは遠慮した方がいいポイントです。
シャローなリーフの棚があるために、満潮時のみのサーフィンに限られるのもここの特徴です。


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